今回はイラストやゲームに使える背景の生成の仕方を紹介したいと思います。
みなさんこんにちは、AIイラストを描いているペンたろうです。
今回使用するキーワードは以下の4つです。
1. Concept art
2. Anime
3. Unreal engine
4. Octan render
5. 組み合わせる
最後にキーワードを組み合わせてみます。
それでは、それぞれの特徴を見てみましょう。
1. Concept art: コンセプトアート
最初にキーワード、Concept art(コンセプトアート)を使用してみましょう。
自然物である草原と山岳地帯を見てみます。
左が草原(grassland)で生成した画像。
右がさらにキーワードを追加した画像です。
かなりデフォルメされていますね。
アナログ感は割とありますが、雲などは割と硬い描写になっていますね。
次に人工物であるお城と街並みを見てみましょう。
雰囲気はかなり良いですが、遠景などが溶けていたりと若干抽象的な部分もありますね。
2. anime: アニメ
次にアニメを使用してみましょう。
自然物の草原を見てみても良い感じにデフォルメが効いています。
まるで画材のアクリルガッシュを使ったような雰囲気に仕上がりました。
紙質までも再現されているようです。
ちょっと今風ではないかもしれませんが、これはこれで味があって良いですね。
次に人工物である城と街並みを見てみましょう。
お城はまるでジブリ映画のような雰囲気ですね。
適度なアナログ感も残っていてかなり良いのではないでしょうか。
ただ、街並みに関してはかなりデフォルメが効いているのでここは使いどころに合うかの問題になってくると思います。
3. Unreal engine: アンリアルエンジン
まずは自然物である草原と山岳地帯を見てみましょう。
だいぶリアル寄りの絵柄になりました。デフォルトより緻密に描かれています。ちょっと3Dゲームっぽい感じもあります。
次に人工物であるお城と街並みを見てみましょう。
お城はかなり立体的でリアル感が強いです。
街並みもリアル感は強いですが、緻密に描かれているのが良いですね。
これはかなり使えるキーワードだと思います。
4. Octan render: オクタンレンダー
次にOctan render、まずは自然物である草原と山岳地帯を見てみましょう。
こちらもUnreal engineのようなリアルな感じですが、Unreal engineよりも若干アナログ感を残しているようにも見えます。
かなりリアル寄りの背景として利用できそうですね。
次に人工物であるお城と街並みを見てみましょう。
こちらもかなりリアル寄りになりました。
しかし、お城の質感などテクスチャが乗っていて割と良い感じになっています。
街並みに関してはUnreal engineよりはレンズのボケのような効果により空気感が出ています。
これはこれで良い感じになりました。
5. 組み合わせてみる
次は今までの使ってきたキーワードを組み合わせてみましょう。
組み合わせることで相乗効果を期待することができ、新しい画風にすることが可能なんですね。
anime + unreal engineの草原です。
アナログ寄りのanimeとリアルなunreal engineの組み合わせですが、なかなか良さそうな感じですね。
こちらはアナログ寄りのanimeとリアルなoctan renderの組み合わせです。この組み合わせもかなり優秀だと思います。
アナログ寄りのanimeとまたもアナログ寄りのconcept artの組み合わせ例。
水彩調の美しいアナログ風景ができました。
こういう絵柄にしたい場合はこの組み合わせが良いように思います。
応用例
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はアニメ風背景作成で使える4つのキーワードを紹介しました。
イラストの背景で使用したり、ゲームの背景を作り出したりと色々な場面で使用できると思います。
今回は4つのキーワードを紹介しましたが、どれも個性的な特徴がありました。
どれも独特の変化がありましたね。
この特徴を覚えておくと様々な物に応用することができるようになります。
また、色々なキーワードと組み合わせることで様々な表現も可能です。
みなさんも作例をもとに色々とキーワードを組み合わせて背景を制作してみてくださいね。
それはまた今後もアニメ風背景の作り方を紹介していきたいと思います。
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